「脳汁が出るかどうか。それだけで選んできました」
キャリアの話を聞いたとき、橘速人さんは開口一番そう話してくれました。
フリーランスのデザイナーからSARUCREWに入社し、営業を経て広告運用者へ。通販アフィリエイト、特にYouTube広告で圧倒的な実績を出したあと、半年前にGPMチームへ移りました。
キャリアの振れ幅が異常に広い29歳が、なぜ何度も"テーブル"を変えてきたのか。そして今、何に脳汁を出しているのか。徹底解剖します!
「ROASを叩き出すことが全てでした」
——SARUCREWに入る前は何をされていたんですか?
フリーランスでデザイナーをやっていました。SARUCREWに入ってからは営業をやって、そのあと広告運用に移りました。通販のアフィリエイト、特にYouTube広告をずっとやっていましたね。
——運用者として何を追いかけていたんですか?
ROASですね。とにかく高いROASを出すこと。予算をしっかり使い切って、大きな黒字が出た瞬間に脳汁が出るんです。競馬とかやる方なら分かると思うんですけど、読みが当たって数字がバーンと跳ねたときの感覚。あの興奮ですね。
「CPA至上主義から、顧客拡大至上主義へ」
——半年前にGPMチームに移られたんですよね。何が変わりましたか?
脳汁の出どころが変わりました。
アフィのときは、自分の運用力で叩き出すROASがバリューでした。でもGPMで上場企業のクライアントの事業を見るようになって、「高いROASを出すこと」と「クライアントに結果を届けること」は違うって気づいたんですよ。
たとえば、CPAが多少上がっても、それでクライアントの新規顧客が増えて事業が伸びるなら、それが正解なんです。アフィ時代の自分なら「CPA悪化」としか見なかったものが、「事業成長」に見えるようになりました。
CPAを追いかけるのではなくて、クライアントの事業をどう拡大させるか。そちらに価値観が完全にシフトしましたね。