???(男):…頼むよ、俺はただ仕事をしに行くだけだ。依頼主の荷物を取り出すだけで、別に冒険しに行くわけじゃない。トンネルの入り口を爆破したら、すぐに帰るさ。
???(女):でも、オクーロフの村って本当に不気味なのよ!入った人は誰一人戻ってこなかったと聞くわ…
???(女):一体誰があんなところに荷物なんて置くのよ?行ったところで、待ち伏せてギャングの用心棒たちに身ぐるみを剥がされるだけよ。
パイモン:ちょっといいか?オイラはパイモンで、こっちは旅人。各地を旅してる冒険者なんだ。
パイモン:さっき話してるのが聞こえたんだけど、オイラたちもその…オフクロ村…?そこに冒険に行くつもりだったんだ!
ヴィネズカ:あら、こんにちわ。私はヴィネズカ。こっちは婚約者のヤーリよ。
ヴィネズカ:オクーロフの村に冒険に行くの?あそこはもうずっと無人だし、列車も通ってないわ。
ヴィネズカ:でも、あそこに荷物を取りに行きたいという人たちが、トンネルの入口を爆破するために私の婚約者を雇ったのよ。
ヤーリ:そうなんだ。ヴィネズカが行かせてくれなければ、百倍の違約金を払わなきゃいけなくなりそうだけどな。
ヴィネズカ:ふん!私はいいことをしてるのに、文句を言われるなんて。だったら、お二人に判断してもらおうかしら?
💬仲裁なら任せて。
ヴィネズカ:…以前は、誰もがオクーロフの村はいい所だと言ってたわ。暖かくて、腕のいい有名な医者もいるって。あの頃は、あそこに移住するのは賢い選択だったのよ。
ヴィネズカ:でもその後、あることが分かったの…オクーロフの村に入った人は、誰一人として出てこなかったって…
ヴィネズカ:ある版の『オクーロフ怪談』にはこう書かれてるわ──「風光明媚な谷の奥深くに、目が離せないほど美しい焔の鳥が棲んでいた…」