
「食べ過ぎ・甘いもの・脂っこいものを続けた場合」まで、つながりが分かるように説明します。
① 食べ物が胃から十二指腸へ入る
食べ物はまず胃で胃酸や消化酵素によって細かくされます。その後、少しずつ十二指腸へ送られます。
十二指腸は単なる通り道ではなく、「この食事をどう消化するか」を判断する重要な場所です。特に脂肪やたんぱく質が入ってくると、消化を助けるためのホルモンが分泌されます。
② 胆のうが収縮して胆汁を出す
脂肪を含んだ食べ物が十二指腸に入ると、主に「コレシストキニン(CCK)」というホルモンが分泌されます。
この信号を受けて胆のうがギュッと縮み、肝臓で作られて胆のうに蓄えられていた胆汁が胆管を通って十二指腸へ流れます。
胆汁は脂肪そのものを分解する酵素ではありません。脂肪を細かい粒にして、膵液の消化酵素が働きやすくする役割があります。
③ 膵臓から膵液が出る
同じタイミングで膵臓からも膵液が十二指腸へ送られます。
膵液には、脂肪を分解するリパーゼ、たんぱく質を分解する酵素、炭水化物を分解するアミラーゼなどが含まれています。
つまり、
胃 → 十二指腸 → 胆汁+膵液 → 消化・吸収
という連携で食べ物を処理しています。
一度食べ過ぎただけで胆のうや十二指腸が悪くなるわけではありません。しかし大量の食事が続けば、胃から十二指腸へ入ってくる栄養量も増え、胆汁や膵液を使った消化の仕事も増えます。
その結果、胃もたれ、膨満感、吐き気、腹部の不快感などが出やすくなる人もいます。