ここで紹介する豆知識は、英国の NHS や米国の NIDDK などの公的な保健機関や、発表された研究をもとにしています。それぞれに出典を付けています。記録に出てくる言葉を理解し、どんなときに医師へ相談するとよいかの目安になりますが、医学的な診断や治療の助言ではありません。

1. うんこよみの数字を、びっくりしない読み方

この統計はあなた自身の「ふだんの姿」で、テストの点数ではありません。

うんこよみの割合・間隔・所要時間は、あなた自身の記録を数字にしたものです。「最近はふだんと比べて変わったか」を確かめるために使いましょう。以下の豆知識は、おもに公的な保健機関や発表された研究に基づいています。診断の代わりにはなりません。

2. 形の表はなぜ当てになる?腸の通過速度と関係があるから

硬くてコロコロしているほど腸に長くとどまっていて、柔らかくてユルいほど速く通過している傾向があります。

ブリストル便形状スケールは便を 7 種類に分けます。1997 年の研究では、ボランティア 66 人が便の形を記録し、同時に放射線マーカーで食べ物が腸を通り抜ける時間を測りました。その結果、形と通過時間に相関が見られ(ベースラインで約 -0.54)、薬で腸の動きを速めたり遅らせたりすると形も一緒に変わりました。

つまり、硬め(1–2 型)は通過が遅い傾向、柔らかめ(6–7 型)は通過が速い傾向にあります。これは中程度の「相関」で、一対一の対応ではありません。形は食事・薬・水分の影響も受けます。

3. 1 日何回が普通?全員に当てはまる答えはありません

大切なのは、自分のふだんと比べて変化があるかどうかです。

NIDDK は「週に 3 回未満の排便」を便秘の症状のひとつとして挙げています。ただし、硬い・乾燥している・いむ・出し切れないといったことも合わせて見ます。逆に、誰にでも当てはまる「1 日何回」という基準はありません。

NHS も変化を重視しています。排便の習慣が急に変わる、柔らかくて細い便が続く、便秘がだんだんひどくなるといったときは、医師に相談する目安です。「平均間隔」「最長間隔」は、自分の過去と比べるのに向いています。

4. 赤いときは、まずどんな赤かを確かめてから受診を考える

食べ物で便が赤くなることもあります。でも出血が続くのに痔だと決めて放っておかないでください。

NHS によると: