(Japanese Translation)

前言引言 (Intro)

皆さん、こんにちは。最近SNSのXとThreadsを使い始めて、私が劇伴(BGM)を担当したゲーム『活侠伝』が、日本や韓国でこれほど多くの反響を呼んでいることを初めて知りました。

『活侠伝』が台湾でリリースされたのは2024年6月ですが、今でも各コミュニティや掲示板で高い人気を誇っているのは、私がゲーム音楽の仕事に携わって以来、めったに見ることのない光景です。 私の発言や立場は、ゲームの開発元である「原始鳥熊(Original Studio OBONE)」チームを代表するものではありませんが、一人の音楽クリエイターとして、ここで改めて、皆さんのゲームへの熱い支持に心から深く感謝申し上げます。

これからお届けする文章は、以前台湾のゲームフォーラム「バハムート(巴哈姆特)」に投稿したものです。こうしたゲームBGMの解説記事や動画が思いのほか好評だったため、AI翻訳の力を借りて、過去の記事を自身のXやThreadsに投稿していくことにしました。もし日文や韓文が分かる方がいらっしゃいましたら、シェアや拡散をお手伝いいただけますと幸いです。

BGMに関しても様々な議論を目にし、「幸いにも作曲のクオリティが足を引っ張ることはなかったようで、ホッとしています」と感じています。これもひとえに鳥熊チームの素晴らしい才能があったからこそであり、彼らがいなければ、私もここまで自由に音楽創作の翼を広げることはできませんでした。皆さんが音楽(BGM)の分野にどれほど興味を持たれているかは分かりませんが、『活侠伝』の作曲にまつわる舞台裏のちょっとした小話を書いてみたいと思います。

まず最初にお伝えしたいのは、鳥熊は本当に、本当に才能に溢れているということです。 鳥熊が私に作曲を依頼する際、大抵は必要な音楽についての説明をくれます。しかし、他のチームと決定的に違うのは、シナリオのネタバレを徹底的に伏せつつも、長々と説明するのではなく、簡潔な言葉で私をエモーショナルな世界へと引き込んでくれる点です。彼らは以下のように、「感情」を通じて音楽の方向性を伝えてくれました:

  1. 南宋の首都・臨安府が元軍によって攻め落とされ、君と文天祥は乱軍の中で、君が想いを寄せる女性の子供(宋の端宗)を護衛しながら九死に一生を得て脱出する。その際、君の膝に矢が一本刺さり、激痛が走る。
  2. 君は文天祥のことを誤解してしまうが、彼はまったく気に留めない。彼は大義のために従容として死に赴き、「丹心を残して汗青を照らさん(真心を歴史に残す)」の気概を持ち、死を悟りながらも、ゆったりと笑みを浮かべて向き合う。君たちは握手を交わして別れ、来世で縁があればまた友達になろうと約束する。
  3. 君は、想いを寄せる女性に逆にからかわれてしまう。
  4. 君は昔、文天祥と一緒に丘処機から武術の指導を受けたことを思い出す。二人はいつも球技でもするかのように熱心に手合わせをし、勝ち負けにこだわる気持ちはあったものの、相手を突き刺して殺そうなどという大それた考えは微塵もなかった。
  5. 最後に君は、裏切り者がなんと友人の文天祥だったことに気づく!彼は不気味な薄笑いを浮かべていた。

実は、このような「一人称視点」の語り口は、無意識のうちに自分自身のキャラクターをテキストに投影させてしまう魔力があり、ゲーム内でもよく見かける手法です。

音楽は全部で22曲あり、すべてに対して一つずつ感想を書くとかなりのボリュームになってしまうため、ネット上で比較的話題に上っている曲をいくつかピックアップしてシェアしたいと思います。 ご紹介にあたり、BGMの音源リンクはあえて掲載しませんので、ぜひSteamの公式購入リンクからサントラをお求めいただき、音楽と合わせてお楽しみください。

曲目小故事連載 (Tracks Commentary)

曲目1:某人的傳說 (ある人の伝説)

「子夜寄君書」のゲーム内での登場頻度は非常に高いですが、実は公式な意味でのメインテーマはこちらの曲です。およそ4年前、鳥熊に台北に呼ばれて打ち合わせをした際、彼らは「最初の1曲目としてメインテーマを作りたい。メインテーマのスタイルによって、ゲーム全体のBGM制作の大きな方向性を位置づけたい」と希望されました。 シナリオ、スタイル、使用する楽器、リファレンス曲(参考曲)などについて、鳥熊からの指定は一切ありませんでした。「もしかしたら、そうした指定が必要だと思いつかなかっただけかもしれませんが(笑)」。 ただ、「武侠らしく、かっこよくしてほしい」と言われ、[私が「音楽を少し中二病っぽくしてもいいですか?」と尋ねたところ]、彼らは快諾してくれました。

そこで私は、[「武侠版のナルト(NARUTO)の音楽」]、つまり大きな方向性として、中国の伝統楽器にロックを融合させた合奏曲を作ってみようと試みました。