MONKEY TECHの中心で、ASP「MONKEY」をはじめとした自社プロダクト群を作り続けてきた箱守 崇さん。
新卒で広告代理店のエンジニアとして入社し、DSP・DMP・ASPの開発、データ基盤の刷新、そして自社ASPの立ち上げを経て、現在はCTOとして組織を率いています。
「事業会社のエンジニアリング」と「少人数で成果を出すチーム」という、似ているようで両立が難しいテーマに、箱守さんはどう向き合っているのか。
キャリアの軌跡、技術選定の思想、マネジメントの判断軸まで、ご本人にお話を伺いました。
── まず、これまでのキャリアを教えてください。
新卒でインターネット広告代理店にエンジニアとして入社しました。
未経験からのスタートでしたが、自学と実務を通じてDSP・DMP・ASPシステムの開発に携わり、Java / JavaScript / Struts / AngularJS を用いた管理画面のフロントエンド・バックエンド開発からキャリアをスタートさせました。
その後は広告計測の根幹を担うシステム開発へと移りました。
**「絶対にデータをロストできない」**という緊張感の中で、パフォーマンス・整合性を含めたデータ設計・DB設計に従事していました。
── 転機になった出来事はありますか。
ある時、広告クリック後の応答速度がエンドユーザーの購買体験や購入率に直結していることに気づいたんです。
そこから既存のデータキャッシュ機構を見直し、更新速度を10分から30秒に短縮する改善を主導しました。他にも様々な変化に取り組んで挑戦しているうちに、気づいたら、チームのリーダーを任されていましたね。
そのタイミングで、新卒同期でもあった現SARUCREW社長の石井さんから声がかかりました。
「新しいASPを作るから手伝ってほしい」と。
当時の後輩と2人でチームを組み、開発をスタートさせました。
これが、のちのMONKEY TECHの原点になります。
── ASP「MONKEY」の立ち上げですね。
はい。2018年当時としてはモダン寄りだった Docker / Vue.js / Kotlin、高圧縮なカラムナDB、AWSによるマネージド構成を採用しました。
少人数でも運用しやすいアーキテクチャを、攻めた構成で実現したかったんです。